三重県鈴鹿市の鳥焼肉の店で、小中学生ら16人が食中毒の症状を訴えました。

 県によりますと、鈴鹿市住吉の『もりもり食堂』で11月6日夜、「鳥のあみ焼き」や「ささみタタキ」などの料理を食べた12歳から47歳までの男女16人が、下痢や発熱などの食中毒の症状を訴えました。

 その後の保健所の調査で、16人の便から鶏の腸などに生息する細菌「カンピロバクター」が検出されました。

 入院した人はおらず、現在は全員が快方に向かっているということです。

 保健所は、鶏肉を十分に加熱していなかったことが食中毒の原因とみて、18日付けで店を営業禁止処分にしました。