90年近い歴史を誇る「蒲郡クラシックホテル」が国の登録有形文化財に登録される見通しとなりました。

 愛知県の「蒲郡クラシックホテル」は、1934年に前身の「蒲郡ホテル」として開業。城郭風の外観や和洋折衷の装飾を施した内観が特徴的で、数多くの映画・ドラマのロケ地としても使われてきました。

 愛知県によると、ホテル本館や玄関口を彩る和風建築が特徴の「六角堂」など、4つの建物が国の登録有形文化財に登録される見通しとなったということです。

蒲郡クラシックホテルの統括支配人:
「戦前に建った建物が、そのまま現存して運営しているという事が非常に珍しいことだと。上手く維持・管理・運営をしていくか、これがこれからの使命」

 愛知県内では、この他にも9つの建物などが新たに登録される見込みで、県内の累計登録数は552件となります。