フィギュアスケート・北京オリンピックの代表候補に一躍浮上した河辺愛菜選手が、故郷・名古屋の大会で優勝しました。この大会には本田真凜選手も参戦しました。

 故郷・名古屋のリンクに立った河辺愛菜選手(17)。先日、国際大会のNHK杯で2位になり、一躍注目を集めて臨んだ愛知県での大会でも見事優勝しました。

 河辺選手が見据えるのが、北京オリンピックの切符がかかった全日本選手権です。

河辺選手:
「(北京五輪に)出たいという気持ちが強くなってきたので、あまり意識し過ぎるのはダメだと思うんですけど、頭のどこかにおいて全日本は滑りたいなと」

 そんな強豪ひしめく愛知の大会に参戦してきたのは本田真凜選手。笑顔を見せて滑り切った本田選手。実はこの衣装…。

本田選手:
「(妹の)望結のを勝手に借りてきて。数年前に望結が着ていた衣装なんですけど、一度アイスショーで着させてもらったことがあって、勝手に『これ、いいなぁ』と思って着てきたら、みんなに『すごい綺麗』と言われたので嬉しかった。こっそり返さないといけないので、あんまり写真が出回らないことを期待しています」

 ここ最近はスランプが続いていましたが、笑顔が戻ったきっかけは浅田真央さんからのアドバイスでした。

本田選手:
「練習もそうなんですけど、練習だけじゃなくて色々お話をして下さって。気持ちの部分でもスケート以外で落ち込むことが本当になくなって、自分自身が笑って幸せそうにしているというのが、今は一番自分にとっては大事なんじゃないかなと感じたので」

 そして、全日本選手権に向けては…。

本田選手:
「全日本というのはやっぱり特別なんだなというのを去年感じたので。自分が満足できる演技を目指したいなと」