愛知県では10日、新たに11人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは、10歳未満から70代までの男女11人です。

 このうち刈谷市の10歳未満の男女5人は市内の保育園児で、この保育園に関連する感染者は園児9人・保育士2人の合わせて11人となり、県はクラスターと認定しました。

 保育士2人はいずれもワクチンを接種していなかったということです。

 10日、死者の発表はありませんでした。

 また、岐阜県は9日、国内4例目の「オミクロン株」の感染者の男性(50代)と同じ飛行機に乗っていた海津市の外国籍の男性(40代)に新型コロナへの感染が確認されたと発表し、ゲノム解析を進めています。

 愛知県によりますと、この男性の濃厚接触者が愛知県内で1人、確認されたということです。濃厚接触者は男性が発熱する3日前の12月4日夜、成田空港から岐阜まで車で男性を送り届けたということです。

 男性に症状はなく体調不良も訴えておらず、10日のPCR検査では陰性でしたが、県内の宿泊療養施設に入所しています。