愛知県弥富市の養豚場で『豚熱』の感染の疑いがある豚が確認され、飼育している豚12頭の殺処分が行われました。

 愛知県は25日、弥富市の養豚場で飼育している豚12頭が豚熱の感染の疑いがあると発表しました。

 県によりますと、25日に宮城県で豚熱の感染が確認された豚の繁殖用の精液が、この養豚場で使用されていたことが原因だということです。

 12頭すべての豚の処分や、養豚場内の消毒は25日中に行われました。

 県によりますと弥富市の周辺の農場の豚はすでにワクチンを接種をしていることから、家畜の移動や搬出の制限はしないということです。