愛知県では12日、新たに723人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは、10歳未満から90代までの723人で、内訳は名古屋市が221人、岡崎市が54人、豊田市が53人、豊橋市が41人、春日井市が30人、安城市が26人、知立市が25人、一宮市と西尾市がそれぞれ22人などとなっています。

 すでに新型コロナに感染していた51人に、オミクロン株への感染が確認されたことも発表され、オミクロン株の感染者は累計で135人となりました。

 大村知事は会見で、これまでに県内でオミクロン株に感染した患者のうち84.9%の人がワクチンを2回接種していたことを明らかにし、「抗体が落ちてきている」として3回目の接種を急ぐ考えを改めて示しました。

 一方で、疑い例も含むオミクロン株患者のおよそ98%が軽症か無症状で、「いきなり入院状況がひっ迫することにはつながらない」と述べました。

 11日時点で、愛知県のコロナ専用病床の入院者数は127人、使用率は11.1%となっています。