新型コロナワクチンの3回目接種について、名古屋市は、施設入所者を除く65歳以上の高齢者の接種間隔を2回目を終えてから7か月に短縮すると発表しました。

 新型コロナワクチンの2回目と3回目の接種間隔について、名古屋市はこれまで医療従事者や高齢者施設の入所者などは6か月とする一方、施設入所者を除く高齢者は8か月としていました。

 しかし、接種間隔の短縮を求める愛知県の通知を受け、接種券の発送時期を当初の予定から前倒しするとともに、券が届き次第接種できるように改め、間隔を7か月に短縮することにしました。

 ただ、これにより一時的にファイザー製のワクチンが不足する恐れがあることから、市はモデルナ製での追加接種も検討するよう呼び掛けています。

 愛知県の大村知事は14日、65歳未満の3回目接種についても2回目からの間隔を6か月に短縮するよう通知を出すと表明していて、市の担当者は「今後検討していきたい」としています。