岐阜県関市の「小瀬鵜飼」で鵜に、ワクチンが接種されました。

 19日は獣医師が関市小瀬地区の鵜匠の家を周り、足立太一さんの家では、9羽の鵜が伝染病を予防するワクチンを接種を受けました。

 このワクチンは「ニューカッスル病」という鳥の感染症を予防するもので、獣医師は鵜匠が暴れる鵜を落ち着かせている間に、「大丈夫」などと声をかけながら接種を進めていました。

 小瀬鵜飼は2021年、新型コロナや大雨による増水の影響で59日しか開催できず、これまでで最も少なくなりました。

足立鵜匠:
「きょうワクチンを打ちましたけども、これで万全ということではないので、毎日鵜と接しながら状況を見ていきたい」

 小瀬鵜飼は5月11日に開幕する予定です。