チョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」が、1月20日からジェイアール名古屋タカシマヤで始まります。今年の注目はどんなチョコレートなのか、一足先に紹介します。

 三重県で作られた日本茶を使ったチョコに、宝石に見立てた色とりどりのボンボンショコラ…。

 会場に並ぶのは、ここでしか買うことのできない限定品から、地元・東海3県の食材を生かした逸品など、およそ2500種類です。

 19日はオープニングセレモニーが開かれ、抽選で選ばれた人たちが一足早く会場を訪れました。

 今年は初出店の30ブランドを含む150のブランドが出店。その中で注目なのが、滋賀県に本店を置くクラブハリエがこのイベントのために手掛けた新作です。

 実家が和菓子店という山本シェフが、和の要素をチョコレートに取り入れられないかと思い立ち誕生したお菓子。チョコレートの上に乗せたのは「寒天」です。

(リポート)
「チョコレートがかなりビターで香り高い分、寒天の優しい甘味が包み込んでくれて凄くおいしいです。和でもないし洋でもない」

 また、障害者雇用を積極的に行う愛知県豊橋市の「久遠チョコレート」も注目です。

 オススメは、愛知県東栄町の雲海が出る茶畑で無農薬で作られた「雲上茶」のチョコレート。食べてみると口に入れるとほうじ茶の濃い香りが口の中いっぱいに漂います。

 今回は新型コロナの感染急拡大を受けて、感染対策として7台のカメラで来場者の状況を把握し、主催者が密だと判断した場合は入場制限されるほか、混雑が予想される会場に足を運ばなくてもいいように、オンライン販売も充実させました。その数は2021年の2倍、およそ400種類です。

「アムール・デュ・ショコラ」は感染症対策をしっかりとった上で、1月20日から2月14日まで開かれます。