岐阜県では21日、新たに577人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。577人は過去最多の人数で、岐阜県で新規感染者が500人を超えたのは初めてです。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から90代までの577人です。

 新たなクラスターは5件確認されていて、瑞穂市の大学の寮では2つの運動部で2件のクラスターが確認され、合わせて22人の感染が明らかになりました。この大学では2020年12月にクラスターが確認されています。

 一方、拡大したクラスターは24件確認され、このうち恵那市の高校の関連では職員や学生など新たに7人に感染がわかり、122人となりました。

 養老町の高校の関連では、生徒やその家族12人の感染が確認され、47人となっています。

 県は、病床がひっ迫した際に患者を一時的に受け入れる臨時医療施設と、軽症や無症状の人が療養する宿泊施設を新たに設置することを明らかにしました。

 美濃加茂市の木澤記念病院に、臨時医療施設が20床、宿泊療養施設が114床、1月24日から設置されます。

 病床使用率は21日時点で35.3%、重症者はいません。