愛知県岡崎市の飲食店が調理した弁当を食べた24人が食中毒の症状を訴え、市は弁当を提供した飲食店を営業禁止処分としました。

 食中毒が発生したのは岡崎市明大寺本町の飲食店「杉の子」で、20日午後4時ごろ、「1月18日に施設で調理された弁当を食べた複数の者が体調を崩している」と保健所に連絡がありました。

 保健所によりますと、1月18日にこの店が調理した弁当を食べた24人が下痢や嘔吐、腹痛など食中毒の症状を訴え、そのうち4人からノロウイルスが検出されたということです。

 当日、この店で弁当を調理した従業員2人からもノロウイルスが検出されていて、保健所は、弁当を作った際にウイルスが付着した可能性が高いとしています。

 入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。市は21日付けでこの店を営業禁止処分としています。