新型コロナウイルスの感染者の急増を受け、愛知県の大村知事は保健所の業務を26日から限定すると発表しました。

 具体的には、これまで濃厚接触者全員に対して行っていたPCR検査について、重症化リスクの低い人には原則行わず、重症化リスクの高い、高齢者や基礎疾患のある人に絞るとしています。

 保育施設や学校の関係者には、抗原検査キットを配布するということです。

 濃厚接触者を特定するための調査についても、重症化リスクの高い高齢者や、感染拡大が懸念される保育施設や学校などに限定します。

 それ以外の、濃厚接触の疑いがある人については、不要不急の外出自粛や、自身での健康観察を求めるということです。