愛知県では7日、新たに4109人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。月曜日としては過去最多の人数です。

 内訳は名古屋市で958人、西尾市が330人、豊田市で252人、豊橋市で226人、春日井市が214人、岡崎市で200人、一宮市で176人、豊川市が117人、小牧市が106人などとなっています。

 岡崎市の保育施設で児童と職員合わせて10人が感染する新たなクラスターの発生が確認されたほか、一宮市の高齢者施設でも利用者ら12人の感染がわかり、新たなクラスターに認定されました。

 7日は入院中していた高齢者の患者7人が亡くなったことも公表され、県内の死者は累計で1258人となりました。

 6日時点で県内の入院患者数は935人、病床使用率は56.1%、重症者数は29人となっています。

 感染者の増加が続く現状を受け、大村知事は7日の会見で、医療体制を維持するためコロナ患者の入院基準を高齢者や基礎疾患のある患者でも「原則、中等症以上」とする方針を明らかにしました。

 軽症の場合は「入院の必要性はない」と判断し、宿泊施設か自宅での療養を基本とするということです。