
14日午後、岐阜県大垣市の養老鉄道・大垣駅で、駅員の男性が刃物を持った男に切り付けられケガをしました。男は現在も逃走中です。
事件は午後1時ごろ発生しましたが、養老鉄道の大垣駅では午後4時50分までにダイヤの乱れはなく、通常通り運行されています。
事件があったのは乗客らが利用する待合室のすぐ手前にある、乗務員らが食事や仮眠する際に利用する「休憩室」です。
休憩室に32歳の駅員が入ったところ、潜んでいた男に突然切りつけられました。
男は身長165センチくらいのやせ型で、黒の目出し帽をかぶり、上下黒い服を着ていて、南のほうに逃走したということです。
駅から750m南西のところには、市立小学校があります。この学校では普段から集団下校をしていますが、14日は特別に職員が児童に付き添って午後3時ごろに下校したということです。
養老鉄道によりますと、休憩室は駅員や乗務員の出入りが激しく、施錠はしていない部屋で、貴重品や私物は置かれていません。また、トラブルもこれまで確認されていないということです。