家庭で食べきれない食品を持ち寄ってもらい、福祉団体などに寄付する「フードドライブ」が名古屋の官庁街で催されました。

 フードドライブは食べ物を必要とする人の救済とともに、食品ロスの削減に繋がる取り組みで、名古屋市役所では毎年実施しています。

 15日は本庁舎内の特設コーナーで家庭で食べきれない食品を受け付け、市の職員らから缶詰やカップ麺など回収ボックス3箱分の食品が寄せられました。

 瓶詰のインスタントコーヒーを何本も持ち込んだ職員は、「安い時に買いだめしたものが余りそうだったので持って来ました。困っている人の役に立てば」と話していました。

 このフードドライブは東海農政局などでも催され、集まった食品は生活に困っている人や福祉団体に届ける取り組みをしているNPO法人「セカンドハーベスト名古屋」に贈られます。