愛知県豊田市は、18歳以下の子供がいる世帯への10万円給付の申請書を発送した際に、一部で誤って別の世帯の個人情報を記載していたと明らかにしました。

 豊田市によりますと、国のコロナ対策で18歳以下の子供がいる世帯への10万円給付で、2月4日と8日に市内の286世帯に申請書を発送しました。

 その後、申請書を受け取った人から「別の世帯の児童名が書かれている」や「他人の銀行口座の記載がある」などと市に連絡が寄せられ、誤った個人情報が記載されていたことが発覚しました。

 市の調査で、あわせて10世帯で他人の銀行口座の情報などが誤って印字されていたということです。

 原因について、市は申請書に印字するデータのプログラムに作成ミスがあったことや担当職員によるチェックが不徹底だったとしています。

 豊田市では個人情報が流出した世帯にすでに謝罪していて、再発防止を徹底したいとしています。