
トヨタ自動車の仕入れ先のシステム障害による工場の稼働停止をめぐり、仕入れ先はサーバーのウイルス感染と脅迫メッセージが確認されたと明らかにしました。
トヨタは仕入れ先の「小島プレス工業」でシステム障害が起きたことにより、1日に国内14ある全ての工場を停止し、およそ1万3000台の生産に影響が出ました。
小島プレス工業は1日朝、システム障害について「サーバーのウイルス感染と脅迫メッセージの存在を確認した」と発表しました。
データ復旧などを引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス「ランサムウェア」の疑いがあり、小島プレス工業は関係省庁へ報告するとともに、警察にも相談したということです。
トヨタは2日から、国内の工場すべてで稼働を再開すると発表しました。