三重県では20日、新たに348人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 高齢者施設で17人の感染が判明し、高齢者施設は2日続けてクラスター認定されました。

 感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10歳未満から90代までの348人です。内訳は四日市市70人、鈴鹿市56人津市49人、松阪市35人などでおよそ半数の感染経路がわかっていません。

 新たに三重県内の高齢者施設で20代から90代の職員5人と入居者12人が感染が確認され、県は「食堂やトイレなどの共用エリアで感染が拡大した可能性が高い」と話し、クラスター認定しました。

 三重県では高齢者施設が2日続けてクラスター認定されました。

 20日は県内の病院に入院し、基礎疾患があった90代の男性が亡くなったことも発表されました。

 三重県の20日時点の入院患者は前日から5人減って157人になり、病床使用率は29.4%に下がっています。

 重症者は前日と変わらず7人で、自宅療養者数は前日から74人減って3336人になりました。