自動車メーカーのホンダは、新型コロナの影響で部品の調達が滞っていることなどから、三重県鈴鹿市の工場で4月、減産する見通しを発表しました。

 ホンダによりますと、減産するのはホンダ鈴鹿製作所で、4月の生産を当初の計画から3割ほど減らすということです。

 新型コロナの感染拡大で、厳しい外出制限が続く中国・上海で物流が混乱し、部品の調達が滞っていることが主な要因だということです。

 鈴鹿製作所では、SUVの「ヴェゼル」や軽自動車の「N−BOX」などの主力車種を生産しています。

 また、ロシアによる軍事侵攻でヨーロッパからの部品調達が滞っていることなども影響しているということです。