三重県では13日、新たに796人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。9日続けて1週前の人数を上回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの796人です。

 内訳は津市199人、四日市市147人、鈴鹿市84人、桑名市74人、松阪市58人などで、5割以上の感染経路が今のところわかっていません。

 年齢別では10歳未満が20.7%と最も多く、40代以下が感染者全体の8割を占めています。

 13日は、入院していた80代から90代までの男性3人が、11日から12日にかけ亡くなったと発表されました。このうち2人は基礎疾患で入院した後に感染が判明していて、死因も新型コロナではないということです。

 三重県の13日時点の入院患者は前日から3人増え132人になり、病床使用率は26.7%に上がっています。重症者はゼロから1人となりました。

 自宅療養者数は、前日から329人増えて5245人になりました。

 感染状況について、一見勝之知事は13日の定例会見で「感染者数はやや増えていてリバウンドしているが、病床のひっ迫まではしていない」としています。