
全国で唯一ジュゴンを飼育展示している三重県の鳥羽水族館で、メスのセレナの飼育35周年をお祝いしました。
フィリピンのパラワン島で親とはぐれたところを保護され、1987年4月15日に鳥羽水族館にやってきたメスのジュゴン「セレナ」。
15日で飼育35周年を迎え、お祝いに大好物のアマモで作った特製のケーキがプレゼントされると、セレナは顔をうずめて夢中で味わっていました。
ジュゴンは神経質で、新しい環境に慣れにくい動物といわれていますが、国内で唯一飼育展示している鳥羽水族館のセレナは、15日で1万2784日目と飼育期間の世界記録を更新中です。
飼育スタッフ:
「甘えん坊で人が大好きな可愛らしい子ですね。セレナも健康で元気にいてくれているので、楽しく過ごしてくれていたらいいなと思います」