酒気帯び運転で当て逃げをし、4月に略式命令を受けた愛知県職員の55歳の男性が、懲戒免職処分となりました。

 25日付けで懲戒免職処分を受けたのは、愛知県建設局西三河建設事務所の55歳の男性主任です。

 愛知県によりますと、男性主任は今年3月、安城市内で酒を飲んでバイクを運転し、信号無視をして軽乗用車と衝突する事故を起こした上、現場から立ち去ったとして、4月に罰金33万円の略式命令を受けました。

 男性主任は警察に逮捕された際、事故や酒気帯び運転などの事実を否認していましたが、その後容疑を認め、県の聞き取りに対して「反省している」と話しているということです。

 県は飲酒運転の撲滅を訴えるチラシを全ての職員に配るなどして、再発防止に努めるとしています。