水のレジャーを楽しむ人が増える季節を前に13日、岐阜県下呂市の川ではレジャー中の水難事故を想定した救助訓練が行われました。

 下呂市金山町を流れる飛騨川での訓練には、下呂市消防本部の消防隊員35人が参加。河原でバーベキューをしていたところ、子供が溺れて、さらに助けようと川に入った父親も姿が見えなくなったという想定で行われました。

 参加した隊員は、地図を使うなどして現場の状況を確認した後、潜水による水中の捜索や岩場で救助を待つ人のもとにボートで向かうといった手順を確認していました。

 これから水辺でのレジャーの機会が増える季節ですが、消防は川で遊ぶ時は子供から目を離さず、増水時には川に近寄らないよう呼びかけています。