三重県では6月21日、新たに124人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの124人です。1週間前の14日は126人でほぼ変わっていませんが、2人減っています。

 内訳は鈴鹿市が25人、松阪市が19人、四日市市が16人などとなっていて、半数の感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10歳未満、30代、50代がそれぞれ16.9%で最も多くなっています。

 21日に公表された感染者のうち、津市の40代から90代までの女性4人は、同じ高齢者施設の職員などで、この施設での感染者は15人になりました。県はこの施設でクラスターが発生している可能性もあるとみて調べています。

 三重県の21日時点の入院患者は前日から5人減って53人で、病床使用率は11.4%に下がっています。重症者は1人で変わっていません。

 自宅療養者数は30人減って1023人です。