三重県尾鷲市では、南海トラフ巨大地震の発生を想定した合同災害訓練が行われました。

 訓練は尾鷲市で最大震度7が観測され、約10メートルの津波が到達したとの想定で行われ、市や自衛隊、消防など19機関からおよそ200人が参加しました。

 会場となった漁港周辺では、海での漂流者の救助や、車内に閉じ込められた人の救出訓練のほか、重機を使った土砂の撤去作業や消防団による初期消火活動の訓練も行われ、参加者たちは真剣な表情で取り組んでいました。