愛知県では7月20日、新たに1万3628人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。初めて1万人を上回り過去最多となりました。

 市町村別の内訳は名古屋で4953人、岡崎市で644人、春日井市で622人、安城市で486人、一宮で433人、刈谷市で355人、東海市で313人、豊田市で310人、豊橋市で202人などとなっています。

 岡崎市では2つの高齢者施設でクラスターが確認されたほか、豊橋市でも保育施設で新たなクラスターが発生したことが分かりました。

 急速な感染拡大を受け、愛知県の大村知事は夜間・休日の受診が急増し、緊急処置が必要な患者の対応が滞るケースが出てきているとして、軽症・無症状のコロナ患者は平日日中の受診やオンライン診療を活用するよう呼びかけました。

 19日時点で県内の入院患者数は523人、病床使用率は30.4%です。重症者は3人で重症病床使用率は1.7%となっています。