現代アートの祭典「国際芸術祭あいち2022」が7月30日に開幕するのを前に29日、名古屋の会場でオープニングセレモニーが開かれました。

 国内最大級の規模となる現代アートの祭典「国際芸術祭あいち2022」。30日の開幕を前に名古屋市東区の愛知県芸術文化センターでオープニングセレモニーが開かれ、片岡真美芸術監督らが出席しました。

 愛知県の大村知事は「感動や驚きに満ちた魅力あふれる芸術祭として、愛知の魅力を発信する場。大いに期待したい」とあいさつしました。

 国際芸術祭あいちは3年前、慰安婦問題を象徴する少女像などが展示され、抗議が相次いだ「あいちトリエンナーレ」から名称を変更して開催され、世界32の国と地域から参加する100組のアーティストによる作品が集まります。

 芸術祭は愛知芸術文化センターのほか、一宮市など4つの会場で7月30日から10月10日まで開かれます。