名古屋市中区の名古屋栄三越で、全国各地の職人が手掛けた工芸品を一堂に集めた展示即売会が31日、始まりました。

 会場には家具や食器、アクセサリーなどを扱う16店舗が出店しています。

 豊かに響く木製のオルゴールの音色。東京の職人が一本の丸太から箱を作り上げた一点物で、無垢材ならではの重厚な音が特徴です。

 
 大分の職人の手による箸は、4年以上かけて乾燥させ強度を高めた間伐材や、家具などの廃材の木を使って一膳ずつ手作業で削られていて、訪れた人は職人本人からの説明を興味深そうに聞いていました。

 この展示即売会は9月12日まで開かれます。