名古屋市が、高齢者施設からの新型コロナの相談を受け付ける、専用の電話相談窓口を開設することになりました。

 名古屋市では病床のひっ迫に伴い、高齢者施設の入所者が感染しても医療機関に移せないケースが増えていて、2022年7月から8月にかけて死亡した感染者205人のうち、およそ3割が高齢者施設などで亡くなっています。

 そのため、高齢者施設では施設内での感染拡大を防ぐため様々な対応が必要で、相談窓口の設置を求める声があがっていました。

 名古屋市は専用窓口を来週中にも開設する方針で、看護師が電話で相談に応じます。