トヨタ自動車は、車をインターネットにつなぐサービスを契約していた顧客のメールアドレス29万件余りが、漏洩した可能性があると発表しました。

 漏洩した可能性があるのは、車をインターネットにつなぐサービス「T‐Connect」を契約していた顧客のメールアドレスおよそ29万件です。

 トヨタによりますと、サイトの開発を委託した企業のミスで、メールアドレスを保管していたデータサーバーが2017年12月から22年9月15日まで、外部からアクセス可能な状態になっていたということです。

 今のところ個人情報の不正利用は確認されておらず、名前や電話番号、クレジットカードの情報が流出した可能性はないとしています。

 トヨタは「お客様に大変なご迷惑、ご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」とコメントし、詐欺などの迷惑メールに注意するよう呼びかけています。