愛知県では10月20日、新たに1571人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から90歳以上までの1571人です。

 自治体別では名古屋市で511人、豊田市で115人、岡崎市で102人、一宮市で99人、春日井市で78人、豊橋市で55人、小牧市で46人、西尾市で44人などとなっています。

 また、20日は基礎疾患のある安城市の80代女性など22人が亡くなったことも発表されました。22人のうち18人は名古屋市の死者で、いずれも今年2月から8月の間に亡くなっていました。

 公表が遅れた理由について市は、保健センターが死亡を把握した後で、市の新型コロナウイルス感染症対策室への報告をしていなかったと説明しています。

 このうち3件は感染の第6波、12件は第7波の時期にあたり、職員が多忙だったため、抜け落ちたとしています。

 大村知事は会見で「第7波はほぼ落ち着いたが完全に終息したとは言えない」と話し、今後も感染者数を注視して慎重な判断を続けたいとしています。

 19日午後6時時点の自宅療養者数は1万496人、入院患者数は399人、県内に1237床あるコロナ病床の使用率は27.2%です。