愛知県では11月7日、新たに1096人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染が判明したのは、10歳未満から90歳以上までの1096人です。

 自治体別では名古屋市で410人、岡崎市で82人、豊田市で65人、一宮市で64人、安城市で39人、豊橋市で33人、春日井市で29人、半田市で26人などとなっています。

 豊田市の高齢者施設では関係者ら12人に感染が判明し、新たなクラスターとなりました。

 愛知県の大村知事は7日、感染者数の増加について「第8波に入っているかどうかは慎重に判断していきたい」との見解を示し、「医療体制の強化も考えざるを得ない」として、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念される冬に向け、改めて感染対策の徹底やワクチンの接種を県民に呼びかけました。

 7日は岡崎市の高齢の男性など、2人が亡くなったことも発表されています。6日午後6時時点の県内の自宅療養者数は2万1602人、入院者数は626人、県内に1237床あるコロナ病床の使用率は35.7%となっています。