大手食品メーカーの「カゴメ」は11月28日、主力商品のトマトジュースなどを値上げすると発表しました。

 カゴメは28日、トマトジュースやトマトケチャップなど、家庭用の飲料や食品あわせて151品の出荷価格を2023年2月の納品分から6.7%〜19.6%値上げすると発表しました。

 カゴメによりますと、主な原材料のトマトなどの価格高騰に加え、エネルギー価格の上昇が続いていることが、値上げの要因だということです。

 また、野菜生活100のホームパックなど6品は価格を据え置きますが、2023年2月21日発売分から内容量を1リットルから900ミリリットルに減らします。

 このほか、業務用の商品あわせて178品も2023年2月の納品分から6.5%〜29.0%値上げします。

 カゴメは2022年4月にもトマトケチャップなどの商品を3〜9%値上げしていて、「コスト上昇を企業努力だけで吸収することは極めて困難」と説明しています。