愛知県では12月5日、新たに1905人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週間前の感染者数を79人上回っています。

 市町村別の内訳は名古屋市で670人、豊田市で125人、岡崎市で102人、春日井市で81人、安城市で70人、一宮市で69人、瀬戸市で57人、小牧市で57人、弥富市で56人、津島市で54人、豊橋市で44人などとなっています。

 県内では新たに7つのクラスターが確認され、豊川市の医療機関では関係者26人が感染していることがわかりました。

 5日は名古屋市や一宮市、豊田市などで合わせて患者10人が亡くなったことが公表され、県内の死者数は累計で3128人となりました。

 大村知事は5日の会見で現在の感染状況について、「横ばいか、先週がピークだったと思われる」と述べ、医療ひっ迫防止対策強化宣言の発出については「しばらく状況を注視したい」と慎重な姿勢を示しました。