
18日、東海道新幹線が停電のためおよそ4時間にわたって運転を見合わせた問題で、JR東海が20日午後、停電を引き起こした原因の詳細を明らかにしました。
東海道新幹線は18日午後1時ごろ、愛知県安城市で停電が発生した影響で、およそ4時間にわたって運転を見合わせ、11万人に影響が出ました。
停電は列車に電力を供給する「トロリ線」を吊り下げる「吊架線」が切れたことが原因で、JR東海は20日夕方にその詳細を公表しました。
トロリ線を吊り下げている金具の下の部分が折れ、その金具が別のトロリ線に接触したことでショートし、吊架線が断線したということです。トロリ線を吊り下げている金具が折れた原因は分かっていません。
今回断線した架線は6年前に設置され、12月12日の点検では異常はなかったということです。