中部国際空港の国際線は4月以降、増便・運航再開、ピーチのような新規就航と、順次コロナ禍前に戻る動きがあります。既存の路線と合わせて週130便(往復)となります。

 ただしコロナ禍前の2020年1月は週482便(往復)あったので、まだ3分の1以下というのが現状です。さらなる浮上のカギとなるのは中国本土です。

 2020年1月は中国本土だけで週215便が運航していました。この4月は天津だけですが、かつては北京・上海・広州・西安など中国の大都市を含む24都市とを結んでいました。

 インバウンドの面でも中国本土便の復活がカギとなりますが、中国は日本への団体旅行をまだ解禁していません。

 日本は3月1日に中国対象の水際対策を緩和しましたが、まずはビジネスでの動きが主で、観光の動向は航空各社は様子見の状態です。

 中国便を増やすとしても夏頃ではないか、という声もあがっています。

【動画で見る】今後のカギは“中国本土便”の復活…中部空港発着の国際線でコロナ禍前への回帰の動き 4月以降は週130便に