東海3県の2022年度の倒産件数は、645件で3年ぶりに前年度を上回り、増加率は過去最大となりました。

 帝国データバンクによりますと、2022年度の愛知・岐阜・三重の企業倒産件数は645件でコロナ禍前の2019年以来、3年ぶりに前の年度を上回り、増加率は22.2%と過去最大となっています。

 規模別では従業員10人未満の企業が9割ほどを占めていて、コロナ禍での補助金などが終了し、資金繰りが厳しくなった中小企業の倒産が目立っています。

 帝国データバンクは2023年度についても「コロナ融資の返済期限が迫る中で足もとのコスト高は続いていて、先行きが見通せないことによる『あきらめ型』の倒産が増える可能性が高い」としています。

【動画で見る】コロナ補助金等終了で資金繰り悪化…東海3県の22年度倒産件数が3年ぶりに前年度上回る 増加率は過去最大に