愛知県一宮市の「名鉄百貨店一宮店」が、年明けにも閉店することがわかりました。

 2000年11月にオープンした名鉄百貨店一宮店は、地下1階から地上7階の8つのフロアで、婦人服や紳士服など幅広いテナントを展開しています。

 ピーク時の2003年にはおよそ111億円の売上を記録しましたが、周辺での大型施設の進出やネットショッピングの普及などのあおりを受け、2022年の売上は59億円ほどにまで落ち込んでいました。

 関係者によると、新型コロナの影響でさらに客足が遠のいたことで事業の継続が困難と判断し、年明けにも閉店する方針を固めたということです。

 閉店後の跡地では、親会社の名鉄が駅ビルを含めた一帯での再開発を検討していく方針です。

【動画で見る】ネットショッピングの影響等で…名鉄百貨店一宮店が年明けにも閉店へ 2003年には売上約111億円を記録