人間国宝にも認定された岐阜県出身の陶芸家・加藤孝造さんが亡くなりました。88歳でした。

 加藤孝造さんは瑞浪市出身の陶芸家で、桃山時代に盛んだった高温で焼いた陶器を急激に冷やすことでできる漆黒が特徴的な「瀬戸黒」の第一人者でした。

 75歳だった2010年には瀬戸黒の技術を評価され、国の重要無形文化財保持者、いわゆる「人間国宝」にも認定されていました。

 その後も個展を開催するなど意欲的に創作活動を続けていましたが、17日、多治見市内の病院で急性心不全のため息を引き取りました。88歳でした。

 葬儀はすでに親族のみで執り行われ、後日お別れの会を予定しているということです。

【動画で見る】“瀬戸黒”の第一人者…人間国宝にも認定された陶芸家・加藤孝造さん死去 岐阜県出身で後日お別れの会を予定