岐阜県では4月28日、新たに199人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、高山市や飛騨市などに住む1歳から90歳以上の199人で、1週間前の21日の新規感染者数を19人上回りました。

 亡くなった人の発表はありませんでした。

 新たなクラスターは1件で、飛騨市の高齢者福祉施設で入所者1人と職員4人の合わせて5人の感染がわかりました。

 27日時点の病床使用率は7.7%、重症者は1人です。

 岐阜県の古田知事は28日、「大きな危機管理の在り方が問われた。岐阜県としてどう一丸となって立ち向かうか、困難なプロセスだった」とコロナ禍の3年を振り返ると共に、コロナの5類移行後の県の対応を示しました。

 岐阜県では、5月8日以降も既存の医師会のサーベイランスシステムを活用して、約300の医療機関から報告される感染の動向を毎日公表するほか、24時間対応の健康相談を受け付ける窓口を設置するとしています。

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