29日からゴールデンウィークが始まり、空港や名古屋駅では旅行や帰省をする人で混雑しています。

 中部国際空港からは1日でおよそ3400人が出国する見込みで、朝から大きな荷物を抱えた人たちで混雑しています。

シンガポールに行く女性:
「コロナが落ち着いてやっとゆっくり行けるかな」

ニューヨークに行く男性:
「観光地を巡りたくて。タイムズスクエアとか」

その妻:
「規制が緩和されて(海外に)行きやすくなって嬉しい」

 中部国際空港によりますと、29日から5月7日までの9日間で国際線の予約数はおよそ2万4000人と、コロナ禍前の3割ほどの水準となっています。国際線の出発のピークは30日の見込みです。

 またJR名古屋駅では、故郷や旅行に向かう人たちの姿がみられました。

京都へ向かう人:
「妻の祖父母のお墓参り。観光できたらいいけれど人混みがすごいからどうかな。席取れたけれどグリーン車」

新神戸へ向かう人:
「有馬温泉へ。コロナで出かけられなかったからやっと」

 JR東海によりますと、午前中の「のぞみ」で自由席の乗車率が90%になる列車があったものの、目立った混雑はなく指定席も空いているということです。

 下りのピークは5月3日の見込みです。

【動画で見る】のぞみ等に目立った混雑なし…GW始まる 中部空港の国際線予約は9日間で約2万4千人とコロナ禍前の3割程