名古屋鉄道は11日、増収増益となった2022年度の連結決算を発表しました。純利益は倍増で、交通事業は3年ぶりに黒字になりました。

 名鉄が11日に発表した2022年度の連結決算は、売上高は5515億400万円と2021年度より12.3%増え、純利益は188億5千万円で倍以上となりました。

 新型コロナの行動制限の緩和により移動の需要が回復し、主力の鉄道・バスなどの交通事業が3年ぶりに黒字となったほか、分譲マンションの販売など不動産事業も好調で、燃料費の高騰分を吸収し業績を押し上げました。

 2023年度については、レジャーなども含め全ての事業で増収を予想し、純利益は2022年度より11.4%多い210億円を見込んでいます。