7年前に小学生の息子を『ポケモンGO』をしながら運転していたトラックにはねられ亡くした父親が、名古屋の高校生たちに「ながらスマホ」の危険性を訴えました。

 愛知県一宮市の則竹崇智さん(52)の次男で小学4年だった敬太君(当時9)は、2016年、一宮市でスマホゲームの『ポケモンGO』をしながら運転していたトラックにはねられ死亡しました。

 15日、名古屋市中区の愛知産業大学工業高校で講演を行った則竹さんは、約1000人の生徒たちに事故の衝撃を物語る敬太君の水筒などの遺品を見せ、「ながらスマホ」の危険性を訴えました。

 講演を聞いた生徒(15)は「自分も自転車に乗りながらスマホをしていたので、今回の話を聞いてやめようと思います」と話していました。

 則竹さんは「事故を起こすと家族も傷つきます」と、事故の悲惨さを伝えています。