
愛知県の享栄高校野球部が強豪・大阪桐蔭高校を招いて練習試合を行いました。注目はドラフト1位候補の「快速球左腕」です。
バンテリンドームで6月1日に行われたのは、享栄対大阪桐蔭の練習試合。この試合は愛知享栄学園創立110周年記念事業として行われ、多くの生徒たちも応援に駆けつけました。
享栄高校の生徒:
「大阪桐蔭はサッカーをやっている僕でも知っていたので、友達が戦っているのを見るのは本当に誇りだと思いますし、嬉しいと思います」
大阪桐蔭といえば、2018年に現在ドラゴンズの根尾投手を擁し、史上初2度目の甲子園春夏連覇を成し遂げた超名門校です。
対する享栄高校は、28年ぶりの甲子園を目指す古豪。OBには史上初、プロ初先発でノーヒットノーランを達成した元ドラゴンズの近藤真市さん、現在も活躍する大島洋平選手や上田洸太朗投手の出身校でもあります。
享栄高校が2023年特に注目される理由は、ドラフト1位候補・東松快征選手の存在です。
最速152キロのストレートを武器に、真っ向勝負する強気のピッチングが魅力の豪速左腕。1日も大阪桐蔭打線相手に5回を投げ6奪三振・無失点と、圧巻のピッチングを披露。試合は4対1で享栄高校が勝利しました。
東松選手:
「自分はプロに行きたいと思っているので、この舞台(バンテリンドーム)でまた投げることがあるかもしれないので良い経験ができたかなと思います。まずは甲子園に行って、そして大阪桐蔭をもう一度倒して日本一になりたいです」
【動画で見る】大阪桐蔭相手に圧巻の投球…“ドラ1候補”愛知・享栄の東松投手 5回を投げ6奪三振・無失点で勝利に貢献