
文部科学大臣などを務めた三重県の中川正春衆議院議員が、次の選挙には立候補せず引退する意向を固めたことがわかりました。
関係者によりますと、中川議員(72)は所属する立憲民主党の議員や支援者らに対し、次の選挙に立候補せず引退する意向を伝えたということです。
中川議員は1996年に旧・三重2区から立候補して初当選し、現在9期目で、民主党政権時代には文部科学大臣などを歴任。前回の選挙では小選挙区で自民党候補に敗れ、比例復活していました。
引退の理由について、中川議員は年齢や力を入れた法案の成立に区切りがついたことなどを挙げ、後継候補への言及はしていないということです。
中川議員は9日に記者会見を開いて引退を表明する見通しです。
【動画で見る】民主党政権時に文科相など歴任…三重の中川正春衆議院議員が引退へ 支援者らに次は立候補しない意向伝える