2023年の夏休みの旅行について、旅行大手のJTBが行った調査があります。

 国内への旅行者数は、新型コロナ前の2019年の水準に戻り、7250万人と予測されています。旅行費用の平均は4万円で、コロナ前より1割ほど増える見込みです。増えた原因について、物価高の影響もあるのではないかということです。

 海外への旅行者数は、2022年は大きく落ち込み56万人でしたが、2023年も120万人と、新型コロナ前の水準の303万人には戻らない見込みです。JTBの担当者は「円安に加え、路線数や座席数がコロナ禍前に戻っていないことも理由の1つだ」と話していました。

【動画で見る】旅行費用は平均1割程増加か…『今年の夏休みの旅行』に関するJTBの調査 国内の人数はコロナ禍前の水準に