岐阜県内のビッグモーターで店長を務めていた男性が、上司からのパワハラや残業代の未払いについて訴えを起こしていることがわかりました。

 ビッグモーターの各務原店の店長を務めていた男性は2022年8月、会社に対しパワハラの慰謝料や未払いの残業代として、およそ2000万円の支払いを求める訴えを起こしました。

 訴状によりますと、男性はほかの店長らが参加するLINE上で、上司から「舐めてんの?」「会話すら成立しないなら店長降りろタコ」などの暴言を送られていました。

 また店長は、ほかの社員よりも早く出勤することが求められ、その証明のため店の画像を送るルールがあったということです。

 男性はうつ病を発症し、2021年6月に解雇されたということです。

 男性は訴えを起こした後に交通事故で亡くなり、裁判は両親が引き継いでいます。

【動画で見る】本人は提訴後に事故死…ビッグモーター元店長が上司からのパワハラの慰謝料等求める訴え うつ病発症し解雇