「ゲリラ豪雨」など局地的な大雨による災害が多発していることを受け、愛知県が中小企業などに向けた融資制度を設けることになりました。

 2023年9月から設けられる新たな融資制度は、これまで融資の条件となっていた災害救助法の適用がなくても融資を受けることができ、災害で被災した中小企業や小規模事業者が短期で最大8000万円などの融資が受けられます。

 ゲリラ豪雨などの局地的な災害では、被災した住宅の数などが基準を下回り、災害救助法が適用されず、融資を受けられないケースが相次いでいました。

 2023年6月、豊橋市などを襲った線状降水帯による大雨災害では、工場が浸水するなど中小事業者の被害総額が14億円以上にのぼっています。

【動画で見る】“ゲリラ豪雨”など局地的災害多発で…愛知県が被災した中小企業等対象に新融資制度 最大8千万円で9月から