レスリングの世界選手権で優勝し、公式戦の連勝を「127」に伸ばした三重県出身の藤波朱理選手が、凱旋帰国しました。

 この大会で、パリオリンピックの代表選手に内定したことについては藤波選手は、とても喜んでいます。

藤波選手:
「今でもあまり実感が湧かないというか、すごく嬉しい気持ちです。パリ五輪で金メダルを取ることが自分の目標なので、まだまだ通過点ということで、しっかり10カ月かけてさらに進化していきたいなと思います」

 帰りかけた藤波選手の横に現れたのは、父でありコーチでもある俊一さん。優勝を決めたあと、会場では娘にタックルされるシーンも見られました。

父の俊一さん:
「ウイニングランはサプライズでしたけどね、ちょっと感慨無量でした。大したもんだと思っています」

 インタビュー後には目頭を押さえる姿も。藤波選手の次の舞台はアジア大会です。

【動画で見る】パリ五輪内定は「まだまだ通過点」レスリング世界選手権で優勝した藤波朱理が凱旋帰国 次の舞台はアジア大会