三重県の施設のパソコンがウイルスに感染し、個人情報流出の恐れがあることが分かりました。

 三重県聴覚障害者支援センターによりますと、9月12日、女性職員(40代)がパソコンでインターネットのサイトを見ていたところ、「トロイの木馬に感染した」という文言とともに電話番号などが画面に表示されました。

 女性職員は電話をかけて、片言の日本語で話す男の指示通りにパソコンを操作し、遠隔操作が可能となるウイルスがインストールされてしまったということです。

 パソコンには、利用者など1212人分の個人情報が保存されたハードディスクが接続されていて、センターは情報漏洩の有無などを調べています。

【動画で見る】「トロイの木馬に感染」と表示…県の施設で40代女性職員が使用のPCがウイルス感染 個人情報流出の恐れ